44 | 職業勇者Ⅱ

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目が覚めると朝だった。なんか長い夢を見ているようだった。ん?もしかして今までのことって夢だったの。カレンダーを見てみよう。おいおい、まだ4月じゃないか~なんだ~夢だったのか~そうだよな~勇者になるなんてあるわけないもんな、現実的に考えれば分かることなのに、まあ夢だから仕方ないか。それにしてもかなり長い夢だったな。職業勇者なんて書いたらどこも雇ってくれないってちょっと考えれば分かることなのに夢の中の自分は駄目駄目だな。それに俺が拾われた子供?そんなことあるはずないない。橋の下で拾ってきたってそんなの信じるやつがどこにいるんだよ。夢っておそろしいな。でも、夢っていうものは今だ定義されていないことのひとつらしいね。一説には寝ている間に脳が記憶の整理をしている物を見ているっていうのがあるけどこりゃゲームのやりすぎだな。おっと携帯はどこだ?おっ、あった、あった。さて今は何時かな。



6月21日8:23


どうやら夢オチという生ぬるいことでは済まされないみたいだ。

そういえばカレンダーめくるの忘れてた。←これが言いたかっただけ。